HOME > ニュースページ > 日本 > 詳細

カナダ元国会議員 東京で「臓器狩り」報告会

2012年10月28日
【新唐人2012年10月29日付ニュース】10月25日、カナダの元国会議員で人権活動家のデービッド・キルガー氏が来日。26日からの連日の記者会見やシンポジウムを通じ、中国共産党による法輪功学習者に対する臓器狩りの罪悪および最新の進展状況を紹介しました。
 
カナダの元国会議員で人権活動家のデービッド・キルガー氏の報告会および記者会見が26日、国会の参議院会館と外国人記者クラブで行われ、日本の政界およびメディアに対し、中国共産党当局が法輪功学習者に対する臓器狩りで暴利を貪っている実態を紹介しました。27日には、この件に関するシンポジウムが行われました。
 
27日のシンポジウムでキルガー氏は、自身が行ってきた独立調査に関して詳しく紹介しました。
 
北京の天安門広場で法輪功の無実を訴えるチラシを数枚配ったことで当局に逮捕され、北京の強制労働収容所に1年半も監禁された金子容子さんが、自身が受けた迫害を述べました。収容所では法輪功学習者に対し血液検査、尿検査などを行っていて、今になって思い起こすと身震いがすると述べました。
 
参加者からは驚きの声と共に、この罪悪を如何にしてやめさせるかについても討論が行われました。
 
清華大学講師 虞佳さん
「これはあまりにも邪悪な事で、信じがたいことです。もし私の親族が臓器移植を必要とするとしても、このような方法を取ってはいけません。健康な人の臓器を摘出して、自分の身体に移植するといった方法で健康を獲得すべきではないと思います。これは人間としての最低ラインです。私は最大限にこの事実をまわりに伝え、親友や同僚にこの事を知ってもらい、このような事にノーというべきです」
 
2度目の来日となるキルガー氏は、日本の各界のこの件に対する関心度が前より高まったと述べます。
 
デービッド・キルガー氏
「6年前の外国人記者クラブでの会見も非常によかったです。今回はさらに多くのメディアがお見えになりました。しかし 我々は忍耐強く、絶えず進めていく必要があります」
 
無実の法輪功学習者に対する中国共産党の臓器狩りの犯罪行為をやめさせるため、キルガー氏はすでに52の国を駆け回り人々に立ち上がるよう呼びかけてきました。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/工)
 
 

 

トップページへ